コラム
COLUMN
 
2022/8/10
節電して、儲けすえて、蔵を立てる

諸物価が上がり始めており、原油高と円安が主な原因ですが、具体的対策をご参考までに。夏場電気代が、家庭消費の3~4割を占めますので、電気使用効率を高めて節電です。

使えるものは、大事に使う!がモットーですが、古いクーラーでは電気代が2~3倍掛かることもあり、「今変えないで、いつ変える!」 又、中国と半導体の影響で、品不足も報道され、ウイルス対策兼節電で、待合室クーラーを早期交換しました。最低15%以上節電です。

当院は室外機に西日が直射する為、冷却効率が低下し、使用電気も上昇する為、アルミ室外機カバーを改造、ルーバー設置で完全遮光を行い、更に窓からの冷気漏出抑制ポリカ貼りで合計10%以上節電。 (家庭用室外機上面断熱カバー設置だけで、ひと夏¥2800円節電効果があるそうです。逆に、冬場は放熱性向上の為、外して下さい)

室外機裏面の アルミフィンに、純水ミスト+タイマー噴射で、20%節電効果を歌う企業もあります。

更に重要なポイントは、室外機裏面→表面に扇風機同様、ファンで空気を送る気化熱効果を十分発揮させるには、壁から20cm程度離す事が必要です。 この距離がないと、充分冷えないのです。待合室に扇風機がありますので、実験すればすぐわかります。

(例)当院も南向き室外機がベランダの狭さの関係で、壁に近過ぎて冷えなくて困ったことがあり、手すりを一部切除し前方移動+10センチ嵩上げ(排気効率アップ)+アルミ複合板遮熱で、見違えるほど冷え、電気節減も進みました。 更に当院は平屋根なので、屋上にステンレスワイヤー十字貼り+遮光幕も張り、室内温度の上昇も防いでいます。 合計45%以上の節電で、スタッフ時給アップに回す原資が出来ました。

電気代を含む値上げは、年末まで上昇・来年度は高止まりすると予測される為、食料・その他必要品は、前倒しで購入・備蓄を進めており来年4月まで皆様に価格転嫁することはありません。

11月、四電さん燃料調整費解除で、更に電気代20%程度の値上げ報道もあり、対策として治療室に薪ストーブの設置も検討中で、焼き芋を量産して大儲け!又、蔵が増えるかもしれません!

気象庁もラニーニャ予測を出しており、猛暑・大寒波予測があり、予備電力率1.9%+老朽火力発電追加の為、あまり余裕がない状態で、ヨーロッパほどではないですが、影響が出ると考えるからです。 地球は基本的に閉鎖系であり、乾湿・低高温等バランスを取ります。

 

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